フリー雀荘に行ったら彼女ができた話(前編)
こんにちは 麻雀オタクのもりもりおにぎりです
なんか語りたくなったんで僕が雀荘でバイトをしてたときの話をしようと思います
メシマズかもしれませんがよかったら読んでみてください
端的に言うと他店のフリーを打ちにいったら彼女ができたんだけど
そのきっかけが同僚の友人Tが大学院入試に落ちたことから始まった(結局補欠合格になってた 本当にしょうもない)(俺は2度目の3回生をしていたので院試は受けていない)
そのときのTの落ち込み具合といったらすごかった
目が死んだ魚のようで身体中から負のオーラが湯気みたいモワモワと溢れ出ていた
人間ってこんなに落ち込むことができるのか、と新たな発見ができたような気持ちになれた
バイトのみんなもあいつ死ぬんじゃないかとすごい心配していた
Tを励ますためになぜかバイトのみんなでカラオケに行ったんだけど、ラブライバーのTが「ありふれた悲しみの果て」というラブライブの曲を歌いだしたときには悪いが笑いを堪えることができなかった
そのTが俺に相談してきた
「なあ、すごい麻雀がしたいんだけどM店(当時俺とTがバイトしてた雀荘)では打ちたくない。まわりの目が気になる。誰も俺のことを知らない場所で打ちたい。どうしたらいいと思う?」
俺はこれを聞いて
何が誰も俺の知らない場所だよ
お前はロックスターかよという言葉が出そうになったが
俺は友達思いで非常に優しい人間なので
「じゃあE店に行って打つ?」と提案した
E店はM店から原付で30分ほどの場所にあり
元々は俺が働こうと思ってた雀荘だ
縁があって結局M店で働くようになったんだけどE店には下見を兼ねて何度も行ったことがあり雰囲気もよくルールも普通なことを知っていた
俺とTはすぐにM店に行くことになり
仲良く並んで原付で30分かけてE店へと向かった
割と大きな駅の近くにあるE店はフリーも数多く立っていて場末よりかは大衆よりの一般的なフリーと行った感じだった
Tは初めてなのでルール説明を受ける
そして俺とTは同卓して打った
その日東南戦を12半荘くらい打ったと思う
ガッツリ打ったのでとても疲れた
内容は覚えてないけど俺が1万くらい勝ってTはトントンだった
最後の半荘でめちゃくちゃ弱そうな大学生っぽいメンバーが国士をおっさんに振って飛んでた
なんかその日すごい刺さってたらしく相当キツそうだった
換金中に
「お兄さん達大学生ですよね?何大学ですか?」とその大学生メンバーに声をかけられる
いきなり大学名を聞いてくるなんて馴れ馴れしい奴だなと思ったが、正直にA大学に通ってますと答えた
するとそのメンバーは目を大きく見開いて
「あああぁぁァァッッ!!!!!
やっぱB大学はA大学の食い物にされる運命なんだァァァ.....」
と言いながら換金する机に伏せだしてしまった
どうやら彼はB大学に通ってるらしい
B大学は俺が通ってたA大学より少し偏差値が低いのは事実だったが、その行動一連がギャグなのか、衝動そのものなのかわからないし、素直に早く換金してほしいと思った
普通におもしろかったが、リアクションに困った俺はハハハ...と乾いた笑いをしていた
そして帰り道に台湾ラーメンを食べに行った
Tが院試に落ちたし、俺は麻雀で勝ったので今日はおごるよと言った
するとTは餃子とライスを付け出した 生意気な奴だ
「いや~2人同卓して、場代払ってるのに合わせたら1万浮きか~」
「俺たち強くね?」
「あの店よりうちの店のほうがレベルがうんぬんかんぬん」
みたいな典型的フリーイキリ大学生の会話をしていた
Tは久しぶりの麻雀が楽しかったのか
また明日も行かないか?と言ってきた
コイツは仕方ないやつだなと思いながらも、新鮮な環境で打つことに楽しさを感じてた俺は快く承諾した
そうして次の日もE店に行くことになったのだった
今回はこの辺で終わります
それでは(・ω・)ノシ