もりもりおにぎり麻雀日記

思い出話や思ったこととかの自己満足ブログ

ギャンブル依存症の休日

今回はただの日記です

大したことは一切書いてません(普段のも大したこと書いてないけど)

文章の練習みたいな感じです

ダラダラ書いたらめっちゃ長くなってしまいました

 

 

 

そういえばなんで最近流行のnoteではなく、はてなブログなのかっていうと

Googleで [ブログ おすすめ]って検索したら1番上に出てきたのと

noteだと「コイツ好評だったりして手応え感じ出したら、そのうち有料にするんじゃね?」

と思われるのが嫌だからです

 

 

よくわからんnoteが何万と売り上げてるのを見るとめちゃくちゃ羨ましいと思ってしまいますが

それよりも仲のいい人から集めたお金に魅力を感じないので、有料noteには挑戦しないと思います

 

 

あとnoteは真面目だったりストイックな内容が多い気がして

はてなブログだとカスみたいな落書きも許されるんじゃないかと勝手に思ってます

 

 

 

時は2020年2月15日土曜日朝

 

 

まだ月曜から金曜までの仕事の疲れが残っていて、10時くらいまでゆっくり寝たいところだが重たい身体を起こし急いで家を出て、AM8:20発の電車に乗りこみ1時間かけて、東京上野駅へとある目的のために向かっていた

 

 

1時間もかけて一体どんな目的なんだと思う人がいるかもしれないが、俺は電車に乗る時間が嫌いではない

車内でスマホ天鳳サンマをするか、小説を読むか、Twitterを見るなどをしているので、家にいるときと大差ないからだ

なので1時間なんて誤差みたいなものだ

 

 

f:id:morimorionigiri:20200221202255p:plain

 

 

今日も順調にポイントを減らしてしまった

ますます憧れの鳳凰卓が遠のいた

そうこうしてるうちに上野駅に着いた

 

 

俺は駅を出て迷いなくまっすぐ進み、駅すぐ目の前のビルへと向かう

そしてそのビルの前の汚らしい男たちで形成されている行列へと並ぶ

 

 

このビルはエスパス上野というパチンコ屋だ

そして俺はこの店の抽選を引くために並んでいる

 

 

そういえば今日いっしょに並ぶはずだった友達と連絡が取れない

まだ寝ているのだろう どうしようもないやつだ

 

 

そいつは大学初期からの友達で、初めて俺が麻雀をしたメンツの1人だ

今も重度の憐れな天鳳中毒者なのだが、Twitterも大しておもしろくないし、天鳳で大した成績も残していないので名前は伏せておこう

 

 

実はパチンコ屋というのは開店前から勝負が始まっていて、入店の順番を決める抽選がある

 

 

ここでは機械のボタンを押すと番号が書かれた紙が印刷されてその数字の順番に並ぶようになっている

 

 

9時40分になり抽選が始まった 俺の番になり魂を込めてボタンを押す

 

 

 

 

 

 

この番号は死を意味する

 

 

ここエスパス上野では5がつく日がジャグラーのイベントだ

今日は2月15日 すなわち対象日だ

 

 

ジャグラーというのはスロットの種類だ

レバーを叩いてランプが光ったら当たり 図柄を揃えるとメダルが出てくる

当たりの確率は1/170~120、メダルは300枚or100枚が出てくる

 

 

とてもシンプルな仕組みの台で全国のジジババから絶大なる人気を誇っている

ちなみにメダル1枚20円だ

 

 

なぜ俺がわざわざ電車に乗って朝早くからこの店に来るというのかということだがスロットには設定というものが存在する

 

 

1から6までの6段階存在し1~3なら期待値はマイナス

4~6なら期待値はプラスといった感じになっている

 

 

これは機種にもよってかなりバラツキがあるのだが一日中ぶん回した場合の期待値は

1ならマイナス1000枚

6ならプラス2500枚といった感じだ

 

 

だが店もバカではないので基本全台設定1にしていると思われる

人件費光熱費サービス費用を捻出するのに当たり前のことだろう

 

 

しかし特定日に高設定を投入してくれる優良店というものが存在する

俗にいう餌巻きというやつだ

 

 

それがエスパス上野では5がつく日にジャグラーに大量の高設定が投入される

ジャグラーが120台あるのだが5がつく日が土日だと120台合計で毎回客側がプラス120000枚ほどになる

つまり1台あたりプラス1000枚

 

 

極端な話適当な台に座って、朝から晩まで回せば平均2万勝てるというわけだ

 

 

だが俺の場合だと金儲けよりも心の底からジャグラーを愛しているのでわざわざ勝ちやすいこの店に来ている

というかジャグラーはいろいろ理由があって金儲けにはあまり向いていない

 

 

このような優良店にはたくさんの客が来る

なので朝の抽選から激戦だ

 

 

去年は250人とかだったが、だんだん人が増えてきてどうやら今日は400人を超えているようだ

ほぼ全員がジャグラーを打ちにきているので120番以内を引かないといけない

 

 

400人以上いるのでこれはまあまあ厳しい

この先この店に来ることを検討する必要がありそうだ

 

 

だが抽選が悪くて打てないという可能性は当然考慮していた

俺は抽選番号が書かれた紙をクシャクシャに丸めてポケットにいれて、そのまま電車へと乗り込む

 

 

15分後俺は錦糸町駅にいた

そして汚い商店街の中をGooglemapを見ながら歩き進んでいく

目当てはこれだ

 

 

 

 

亀戸ぎょうざ

 

 

気になっていた中華料理屋に来ていた

俺は人気店の飯屋に行くという趣味があり、そのストックを消化しにきたのだ

 

 

朝10時から空いてる飯屋は少ないのでわざわざ電車に乗って朝からやってるこの店に来たというわけだ

 

 

人気店らしいが並ばず注文してすぐに食べることができた

それもそうだろう

朝10時から餃子を食べるバカなどなかなかいない

 

 

チャーハン大盛と餃子1人前を頼む

すごい普通だ いやおいしいんだが王将でええやんといった感じだ

気に入ったら餃子を追加しようと思ったが、そうすることなく店を出た

 

 

飯屋巡りにこのようなことはよくあることだ

 

 

そしてまた電車に乗る

今度は上野駅の1駅隣の御徒町駅というところを目指す

これもある目的のためだ

 

 

10分ほど電車に乗り御徒町駅に着く

そして駅近くのビルに向かいエレベーターで6階へとあがる

 

 

エレベーターが開くとガラス張りのごつい扉がある

その横には大量のおしぼりが積まれている

 

 

ドアを開けるとカランカランとベルがうるさく鳴り、店員が出迎えてくれた

女性の店員だ マスクをしていた

おそらくかわいい、いやかわいいに決まっている

 

 

そして言われるがままに奥の2人掛けのソファーに座らされる

隣に知らないおっさんがいて少しきまずい

 

 

俺は店員にコーラを頼み、3万円を渡した

2度目の来店なのでルールを確認したいことを伝え、ルール表を渡してもらう

 

 

そう、俺はフリー雀荘にきていた

この雀荘では11時から5勝戦といって初めに5回トップを取った人に20000Gが賞金として渡される大判振舞のイベントを行われている 

 その時間に合わせて餃子を食べ腹ごなしをして雀荘に来たというわけだ

 

 

前回の初来店で俺はわずか90分で40000G負けた 

大衆ソープ店でも90分30000Gもしない

とんだ高級店というわけだ この雀荘

 

 

40000G負けた後日40000Gのゲーミングチェアを購入したのだが

ある陰湿天鳳民に「それピン東で負けた額と同じだね」と指摘が入った

このお店の名にちなんで40000G=1エスという謎の単位が誕生してしまった 

 

 

レートは東風1.0 2-5

赤牌に1000G青5pが1枚入っていて2000Gのご祝儀とやらがつく

 なかなかハードなレートだ 

いわゆるピントンというやつだ

 

 

負けたままでは終われない

その気持ちを抱いて、せめて0.5エス、そして5勝戦0.5エス

あわせて1エスを取り返したいと思っていた

 

 

すぐ卓が立った

2人のおっちゃんと若いやり手そうなメンバーと打つことになった

 

 

俺はフリー雀荘でいつも緊張している

手が震えて牌をポロポロこぼすし、発生も声が震えてしまう

それが打ちなれていない高いレートなのだからより一層俺は緊張をしていた

 

 

10時55分にゲームが開始した

5勝戦対象のゲームは次からだという

まじか....次から打ちたかったな....ということは小心者の俺にはいうことができなかった

 

 

1本目は3着だった

1枚1000Gのチップが6枚なくなっていた

 

 

この時点でかなり嫌な予感がしていた

胸元にじわりと嫌な汗をかいていた

 

 

また俺は負けるのか.....

総負け額2エスラとかになったら取り返せる気がしねえよ.....

 

 

だがそこから211

店内初の2勝をもぎ取る

 

 

いける!!いけるぞ!!

依然緊張はしていたが前回とは違う手応えを感じていた

 

 

だかそこから23322

その間に同卓していたおっちゃんに5勝を許してしまい

5勝戦は終了となってしまった

 

 

その時点でやめたかったが、なし崩し的に次のゲームを打ってしまう

俺は弱い だが僥倖のトップ

 

 

結果 3211233221    +0.25エス

 

 

素晴らしい着順だが新規特典3Gバックを加えてこの勝ちはあまりにしょぼい

チップで相当やられた

この店では天鳳でのラス回避麻雀は何の役にもたたない

 

 

残り負債0.75エス

俺は必ず取り返して見せると固く心に誓った

 

 

帰る前に預けていたジャケットをとってもらう

ウエイトレスの女性メンバーが

「どんな感じのやつですかー?」と聞いてきた

「深緑のMA-1です」と俺は答えた

クローゼットをあげると大量のMA-1がかかっていた

いま麻雀オタクの中ではMA-1が流行ってるのかもしれないと思った

 

 

「これですかー?」とウエイトレスさんが聞いてきた

それは俺のMA-1だった 1発で当ててくれた

それですと伝えると

「えへへー1発ツモしちゃいましたー」と言ってきた

 

 

あまりのかわいさに俺は戸惑ってしまい

「うォwwスゲエッスネww1発ツモだwwうぉww]

とかなり気持ち悪い返答をしてしまった

 

 

次回来店した際にはちゃんとおもしろい返しをしたい

 

 

このお店はピン東とは思えないほど雰囲気がいい

ピン東といえばヤクザみたいなお客さんだったり半グレみたいなメンバーがいるイメージだが、ここはお客さんも優しくメンバーさんも爽やかで感じがいい人ばかりだ

なので、俺が麻雀に集中しすぎてぶっすーとひたすら打ってるのが申し訳なくなってくる

 

 

時刻は12時30分になっていた

俺は歩いてエスパス上野へと向かい始めた

 

 

開店から2時間ちょっとたって、そろそろジャグラーにも空台が出始めるころだ

それを狙いにいくのだ

 

 

5分ほど歩きエスパス上野に到着して、ジャグラーコーナーの3階まで階段を使い昇る

今日も相変わらずのフル稼働だった

なかなか空台はなさそうだ

 

 

空台といっても何でもいいというわけではない

設定がよさそうでなければならない

 

 

どうやって設定を見分けるのかということだが

ジャグラーには300枚の当たり(BIG)100枚の当たり(REG)があって

このREGに大きな設定差があるのだ

 

 

設定1なら1/450、設定6なら1/240といった感じだ

 

 

この時間なら2000回は回っている

 だが2000回という少ない回数では設定の良し悪しをほぼ見抜くことができない

 

 

ジャグラーというのは6種類くらいのものがあって

エスパス上野はその機種毎に設定の強い悪いがハッキリしている傾向がある

 

 

なのでその強い機種を確保すればそれ自体がREGの回数が少なくても設定がいい可能性が高いというわけだ

 

 

数十台の合計データを見てREGが多い機種に目をつけて、その空台を確保するというのを目指す

 

 

どうやら今日はマイジャグラー3が強そうだ

やめそうな奴に目星をつけ、少し離れて徹底マークをする

 

 

パチ屋でのマークにおいては山王高校の一ノ倉のすっぽんディフェンスを参考にしている

 

 

しかしなかなか空台が出ない

土曜の朝から並んで気合の入ってる残念な奴ばかりだからそれも仕方ないだろう

 

 

この打てる空台を待つという行為をしているとかなり虚しくなる

せっかくの休日に他にすることがないのだろうか

俺はいつまでこんなことをするのだろうかと

 

 

しばらくの間店内をウロウロしていると、マイジャグラー3に空台が出たので、沢北栄治並のカットインの速さで台を確保する

 

2818回転 BIG11REG9

 

そんなに良さそうな台ではないのだが、

今日のマイジャグラー3は全25台の平均確率が設定5と同じくらいなので、この台にもそれなりの期待ができる

 

 

というかもうこれ以上我慢ができない

ジャグラーが打ちたすぎる

そのような理由で確保した台を打ち始めた

 

 

回し始めたはいいものの

全くBIGが引けない

こんなに引けないのは久しぶりだ

 

 

ジャグラーのBIGの確率は1/290~1/240

つまりそんなに設定で差がない

ジャグラーでその日勝てるかどうかはBIGが引けるかどうかで決まる

 

 

投資0.8エスラでようやく待望の初BIGを引く

1500回転も回した

ちなみに1時間で800回くらい回せる

 

 

32k投資というのはジャグラーでは絶望的な投資額だ

ここからはいかに負けを減らせるかの戦いだ

ギャンブルはいかに勝つかよりいかに負けを抑えるかが大事なのでここから気合をいれていく

 

 

そこからは先ほどまでの不調が嘘であるかのように当たりを重ねる

こうなると流れというものを信じざるをえない

大負けを覚悟していたが今は勝てる気しかしない

 

 

ギャンブルで不調が続いても淡々とこなすしか不調期を脱する方法はない

俺は長年のギャンブルである程度の我慢強さを手に入れていた

 

 

手持ちのメダルが1000枚くらいになったころ左隣の台が空く

エンジョイ勢っぽいおっさんだったのでそのうち空くんじゃないかとマークはしていた

 

 

俺の台5197回転BIG17REG19

おっさんの台5117回転BIG25REG21

 

 

正直そんなに大差はないのだが、おっさんの台のほうが当たりを引けているので移動をする

台の上のメダルが入った箱をおろすおっさんにこの台打ってもいいですか?と尋ねた

 

 

するとおっさんは満面の笑みで

「いいよ!!がんばって出してね!!」と声をかけてくれた

 

 

自分のやめた台を速攻確保されるというのは結構気分の悪いことだ

だがこのおっさんは勝っていたからかもしれないが、気分良く俺に台を譲ってくれた

 

 

こんな汚いパチ屋にも気持ちのいい人がいるもんだな、もう少しこの世界を信じてみてもいいかもしれないと思った

 

 

台移動してからも淡々と回す

レバーを叩く 3つのボタンを押す メダルを入れる

 

 

ひたすらこれを繰り返す

で たまにランプが光ってメダルが出てくる

 

 

書いてて悲しくなってきてしまった

全然楽しくなさそうだ

でもこのゲームを好きになってしまったんだから仕方がない

 

 

その後も淡々と打ち続けて当たっては飲まれてを繰り返して、時刻は夜10:15となっていた

閉店は10:45だが、飯を食いたいので切り上げる

 

 

終結果は

8736回転BIG38REG34

 

 

店内を見回した感じ4か5はあるだろうといった感じだ

だがこのジャグラーという台は設定というものがなかなかわからない

結局いつもうやむやで終わる

 

 

箱にメダルを入れて店員に頼み機械で枚数を計測してもらう

計測機に1608枚と表示される

 

 

結果はプラス8枚だった

マイナス32Kからこの結果は上出来だ

 

 

ギャンブルは勝った時よりもマイナス域からプラスマイナス0まで持っていったときの方が興奮すると言われている

確かにこのときの俺はいつもより生を実感していた

 

 

店を出るともう陽はとっくに沈んでいて完全に夜になっていた

俺は5分ほど歩き”スタ丼”という店の前にいた

 

 

このスタ丼という店が俺好みのパワー系飯を提供してくれるとの噂を聞いていたのでその真相を確かめにきたのだ

 

 

狭い店内に入り食券を買う

スタ丼ミニ油そばセットという頭の悪そうなセットを購入する

 

 

5分ほど待つと頼んだものが目の前に置かれた

 

 

肉が大量に雑に白米の上に盛り付けられ、気持ち程度の野菜が添えられている

俺はその上に生卵の黄味だけをライドオンさせ一気に口の中に搔き込んだ

 

 

めちゃくちゃうまい

甘辛い醤油ベースのタレがしっかり染み込んだ豚肉と卵の黄身とにんにくが絡み合い、白米がすごい勢いで進んでしまう

 

 

ミニ油そばも安っぽい感じが逆によくておいしくいただけた

 

 

一瞬で食べ終わって店を出た

また来ようと思った

 

 

そして駅まで5分かけて歩く

もう時刻は10時40分だ

 

 

駅に着き電車に乗り込む

行きの1時間はそんなに苦ではないが帰りは疲れているので少し辛い

 

 

この時間は車内にあまり人がいなくて快適だ 

電車に座って揺られながらふと考える

 

 

俺はいつまでこんな生活をするのだろうか

もしかしたら10年後20年後も同じようなことをしているのだろうか

 

 

それは嫌で怖いなと思ったけどそれも悪くないかもしれないと思った